「ドラゴン桜」をみていますか?

「ドラゴン桜」をみていますか?
前作は15年前TBSの金曜ドラマ枠で放映されていたらしく、すでにこの仕事を始めていたので全く見ることができませんでした。
みていますか?とよく聞かれましたが、どうせフィクションだからと見たい気もしませんでした。
ところが今回の続編は日曜劇場枠での放映です。番宣も相当ありましたので見てみることにしました。
さて、内容ですが、 「半沢直樹」ほどのサスペンスはありません。
「それはないと思う」というつっこみどころも多いです。
しかし、 なかなかよくできています。
どういうふうに勉強をすべきだという原理、原則が毎回ちりばめられているように思います。
小手先のテクニックではないところがいいですね。
しかし、6日放映の前回では阿部寛演じる桜木から気になる発言がありました。
「模擬試験のE判定は合格可能性20%未満だろ、これは5回受けたら1回は合格できるってことだ」という発言です。
励ましの言葉としてはありえなくはありませんが、現場で口にすることはないです。
E判定は底なしで、本来は志望校を変更すべきという判定ですから。
本気でその学校を目指しているのであれば取らないで欲しい判定です。
しかし本当に可能性がないのか。 実は否です。
模擬試験の成績表では合格通知の合否のように判定だけがつけられているわけではありません。
必ず志望者の得点分布表がついています。
志望者の多い学校、学部、学科の場合、1点に多くの志望者が分布しており、少しの失敗が判定に大きく響きます。
あと何点取ればもう一段上の判定になれたのか、そのあたりを検証しましょう。
科目が5科目あれば、各科目で5点ずつ違うだけで総点で25点も違ってきます。
判定が変わっていたかもしれません。
こういう発想は、模擬試験を受ける中でも必要ですが、共通テスト後の出願では特に大切です。
できればより良い判定を取って欲しいのですが、もう終わった試験のことをくよくよ考えてもしかたありません。
私立大学の一般試験であれば共通テストを使用しないのでその失敗を糧にすればいいわけですし、国公立大学であれば二次試験で挽回するという手もあります。
しかし、そこには諦めの入る余地のない緻密な戦略が必要です。
受験生の皆さんには可能性に頼るのではなく、原理・原則に基づいて力をつけ、緻密な戦略で合格を勝ち取って欲しいものです。
さて、今度の日曜も見てみようかな。