2023年度大学入試共通テストに関するご連絡(新型コロナウイルス関連)

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鹿児島県では正月明け以降、新型コロナウイルスの感染者が急増しており、1日当たりの新規感染者が5000人前後で推移しています。今週末に共通テストを控える受験生にとっては気が気でならないことと思いますので、万が一の場合に備えたご連絡をいたします。

体調が悪くなった
38度以上の高熱、呼吸困難、強い倦怠感のいずれか1つでもあれば受験できません。さらに、
37.5度以上の熱、咳、のどの痛みのうち2つ以上があっても受験できません。(令和5年度大学入学共通テスト健康状態チェックリスト)
早目にPCR、インフルエンザ等の検査を受け、陰性であれば回復に努めましょう。
陽性の場合、受験票に同封されている「受験上の注意」に従ってください。

濃厚接触者になった
無症状であれば、別室受験が可能です。無症状の濃厚接触者から他の受験生や試験監督者に感染するおそれは極めて少ない(日常生活の様々な場面で感染する可能性よりも比較的低い)とされ、(受験生もマスクをしてかつしゃべらないと予想され)ているためです。ただし、以下の条件がつきます。
①初期スクリーニング(自治体又は自治体から指示された医療機関が実施するPCR等の検査(行政検査))の結果、陰性であること。
受験当日も無症状であること。
公共の交通機関(電車、バス、タクシー、航空機(国内線)、旅客船等)を利用せず、かつ、人が密集する場所を避けて試験場に行くこと。
④終日、別室で受験すること。
※③は暗に自家用車で移動することを示唆しています。しかしそれが困難な場合は感染対策を講じたタクシー等も利用できることになりました。(1/5文科省見解)

また、別室受験のために令和5年1月 13 日(金)の午前 10 時までに受験票に記載されている「問合せ大学」に電話連絡し、下記の事項を自署した書面をメールやファクスで提出する必要があります。
・受験番号
・試験場コード
・氏名及び緊急連絡先
・濃厚接触者に該当すると判断した保健所の名称
・保健所から濃厚接触者に該当すると連絡があった日(保健所からの連絡が感染者等から間接的に伝達された場合は,その連絡があった日)
・保健所から健康観察期間として不要不急の外出を控えるよう指示されている期間
・自治体又は自治体から指示された医療機関が実施するPCR等の検査(行政検査)の結果(保健所業務の逼迫により,行政検査が実施できない場合はその旨の記載)
(令和4年6月3日大学入学者選抜協議会ガイドライン)
※書面の提出はファクスの方が容易かもしれません。ご自宅にない場合はご連絡下さい。

試験当日に体調不良になった
いまや体調不良となると新型コロナウイルスの感染ばかりが原因とされますが、インフルエンザ・ノロウイルス・風邪等の疾病、負傷により受験できない場合も追試験の対象となります。これらの場合は申請に医師の診断書が必要になりますし、国公立大受験生の場合、二次対策の遅れも気になるところですが、およそ受験に耐えられないという場合には、無理をせず、追試験の申請をしましょう。試験中の場合、休養室へ移動し、受験継続不能な場合には追試験の申請ができます。
大学入試センター発行の受験案内ではこのほかに事故による試験時間への遅刻、その他のやむを得ない事由も挙げられています。(受験案内p.51)
ただし、本年度においては追試験も受験できなかった場合の救済措置は講じられていませんので、体調を整え、本試験に臨むようにしましょう。