2025年度大学入試共通テストが近づいてきました
2023年度大学入試共通テストが近づいてきました。
試験で十分な力が出せるよう、受験生の皆さんは以下の点に注意して落ち着いて準備を進めてください。
実戦的な演習をしよう
時間を計って、実際に過去問や対策問題をマークシートに解いてみましょう。共通テストは自己採点で合格の可能性を探る試験なので、問題用紙に記入するのを忘れないようにしましょう。マークするのには適度につぶれた鉛筆の方が効率よく感じると思います。マークは少なくとも大問ごとに行うようにして、大問の最終番号とシートの番号が合っているか確認してください。2つ選ぶところを1つしか選んでいない場合、そこからあとが全部ずれて大惨事になります。どの科目もかなりの問題量です。特に国語と数学は90分、リーディングは80分。長時間ですが問題文を読み切るスピードも養いましょう。
また復習も効率よく行ってください。各教科目標点を決め、達しない場合にはどこが取れれば目標点に達したのかを確認することが必要です。数学や理科ですべて見直しを行おうとする人がいますが、すべてが簡単な問題とは限らず、満点を狙っているのでなければ現実的な復習とは言えません。とにかく目標点に達するよう、演習と復習を繰り返すことが必要です。
守備を固めよう
大学受験生、特に現役生は問題演習が大事だとばかりに毎日演習にいそしんでいると思いますが、覚えていない事項、理解していない事項がある場合に教科書や参考書をしっかり見直しているでしょうか。「しまった、なんだっけ」では困ります。いずれの教科も問題量が多く、解くスピードを重視しなければならないのですが、たくさん解いてたくさん間違ってしまうのでは点数も伸びません。解法や答えを暗記していればよかった定期試験とは違います。なるべく理解を優先して、暗記すべき事項はしっかり押さえましょう。社会科なども背景や理由を探ると楽しく覚えられます。
体調管理
心身ともに疲れていると思います。まずは感染症をもらわないよう、体調を整えることに注意してください。しっかりとした食事と十分な睡眠をとり、手洗い、うがいやマスクの装着で予防してください。とにかく早く寝て、起きている時間を充実させましょう。これから寒さも本格化します。体調管理には万全を期してください。
携行品の準備
そろそろ始めてください。時計を持って行っても電池が切れていたのでは使い物になりません。試験会場に時計がない場合もあり得ますので電池を替えておいてください。服装も英字や地図が書かれたものは不可です。注意しましょう。
また、試験場に持っていく教材を絞り始めてください。試験の休み時間に見ることができるよう、これまで使ってきた参考書に書き込みをするなどして充実させましょう。
私大の出願
2月に入りますと私大の一般入試が始まります。しかし私大の共通テスト利用入試の出願は共通テスト前に締め切られるものがあります。共通テスト後に私大受験を検討しても出願ができない場合がありますし、何より私大受験を予定していなかった受験生が共通テストの結果を見て大量に出願してきますので倍率が極端に上がります。学校に調査書を依頼し、出願に備えておきましょう。
私大専願の受験生でも共通テスト利用試験に出願すれば交通費や宿泊費の節約になったり、人混みを避けたり、一般試験に集中できたりしますので検討されるのもよいかもしれません。
共通テスト前の面談
共通テストでは志望校を申請する必要はなく、その結果が入試に利用される試験です。いままでたくさんの模擬試験を受けてきていると思いますが、この試験こそが大学入試のスタートになります。当校では受験生のやる気をそがないよう、共通テスト前の面談は行わないようにしております(予定の大学のボーダーラインを超え、スムーズに二次対策に移行できるようでしたら共通テスト後も不要です)。ただし、その後出願校を決める面談の際の資料となるのは模擬試験の成績です。判定を振り返って、複数の志望校を想定しておいてください。
健闘をお祈りします。東英予備校
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