通信制高校への転・編入をご検討の方へ

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通年制高校から通信制高校への転校の問い合わせが多く寄せられています。

ここでご相談前に知っておいていただきたいことがありますのでお伝えしておきたいと思います。

①年度途中転校するとその年度の単位は引き継げません
多くの方が通っていらっしゃる通年制高校の場合は既定の日数出席し、授業を受け、中間、期末、学年末といった定期試験を受け、合格しなければ単位取得が認められず、進級も認められません。ですから、途中から不登校になってしまい、出席日数が足りなかったり、定期試験を受けて合格していなかったりすれば単位が取れません。通信制高校に転校するにあたって前在籍高校の前年度の単位は引き継げますが、取得されていない単位は引き継ぎようがありません。

②レポート提出+スクーリング+単位取得試験の合格でやっと単位が取得できます
通信制高校でも期限までにレポートを提出し、スクーリングを受講し、単位取得試験を受けなければなりませんから、単位を取るためには年間分のレポートをこなし、単位取得試験に合格する必要があります。とりわけ、大きなハードルはスクーリングです。スクーリングは通信制高校により実施の時期がまちまちで時期によっては間に合う可能性はありますが、夏を過ぎますと厳しくなる可能性が高くなります。並木学院高校の場合、スクーリングは8月と12月、単位取得試験は2月です(いずれも姶良市で実施予定)。8月のスクーリングを逃してしまうと単位取得が厳しくなります。

進学、特に大学に進学することを希望している場合には受験科目にしない科目の単位を残してしまうと残された受験までの時間を受験科目だけに向けることができなくなります。

単位取得ができないか、学校の先生とよく相談してみて下さい。

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