2023年度国公立大学二次試験の出願

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受験生の皆さん、共通テストの受験ご苦労様でした。お疲れだと思いますが、出願までは保護者の方と協働しての情報戦です。

高校の先生も面談や授業で大変に忙しい時期を迎えます。共通テストの説明会でお話ししました通り、受験生自身と保護者の方々とで前期の情報戦を勝ち抜いてください。
在籍生については当校でも職員全員で進路の可能性を探ります。ご心配な場合はメールにてご相談ください。三者面談を実施します。

ボーダーライン検索サイト
1/18(水)には河合塾のサイトで「バンザイシステム」が起動します。(2023年1月16日13:54時点では未起動です)

https://www.keinet.ne.jp/center/

このシステムは自己採点結果をもとに点数を入力するだけで特定の大学の合格可能性や合格可能性の高い大学をリストアップしてくれる無料のサービスです。PC、スマホで利用できます。

ベネッセと駿台予備校は「データネット2023自己採点・判定チェッカー」を提供しています。こちらも 無料のサービスです。PC、スマホで利用できます。(こちらも2023年1月16日13:54時点では未起動です)

https://dn-sundai.benesse.ne.jp/dn/center/jikosaiten/hantei/index.html?offer=1

進研模試、ベネッセ・駿台共催模試の受験生がデータ・ソースとなっていますが、現役生が多いためかこちらの方が判定が厳しく、信頼できるかもしれません。

出願にあたって
①ボーダーは動く
受験生の多くは合格可能性を見て志願校を変えることが多いため、自己採点時と実際の出願では違いが出てきます。特に受験科目が少ない場合には特定科目で失敗した受験生が流れてくるため、気づかないうちに合格圏外となっている場合があります。ボーダーラインを超え、合格可能性が高い判定が出ても油断しないようにしましょう。

各大学の出願状況は下記のサイトで確認できます。(現時点では未起動です)

河合塾Kei-Net「これからの入試」 

駿台2023年度主要大学出願状況

②逆転はありうるか

合格可能性判定がいいにこしたことはありませんが、ポイントは共通テストの結果、どれくらいのプラス・マイナスで二次試験に臨むことになるかというところです。志願者が多い場合、少ない点数で判定が変わります。判定が悪くとも、二次試験の配点でどれくらい差をつければ逆転できそうかということを考えましょう。その際、二次試験の過去問をよく研究することが大切です。二次試験の問題は赤本という過去問集が書店で売っていますので参考にしてください。

https://akahon.net/

過去問の確認については、以下のサイトも活用できます。登録が必要ですが、広告もありませんので安心です。

http://www.toshin-kakomon.com/index.php

ただし、教育系・芸術系の大学に出願予定で二次試験に実技のある受験生については進路指導ができませんので、必ず実技の指導者に判断を仰いでください。

③中期、後期の出願
国公立大学の出願にあたっては、前期、中期、後期の出願を期限までに同時にしなければならない点に注意してください。
大手予備校等で出るボーダーラインは、前期入学手続者が中期、後期の試験では受験できなくなって抜けてしまうため、あてにならないことが多いものです。実際、前期受験生の多くが併願するため、後期試験のボーダーは非常に高くなっています。慎重に考えつつも、行きたい大学であればそのまま出願した方がいいかもしれません。

東英予備校

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