11月からの予備校部の授業について 2025
2026年1月17,18日の大学入学共通テストまで残すところあと2カ月半となりました。
今月は来週6,7日に、ベネッセ・駿台共通テスト模試が、20,21日には全統プレ共通テスト模試があります。今年度最後の模試です。
受験生の習熟度を標準的な試験で確認することを目的として開始された共通一次試験が、センター試験、共通テストと名前を変えながら、試験科目は増え、範囲は広がり、問題数や試験時間も増え、問題も難化してきています。
模擬試験は高校3年生の履修に合わせて試験範囲も広がってきますが、今年度の共通テスト模試、記述模試の成績を見ますに、苦手科目を克服し、さらなる得点の向上を図って欲しいと思います。特に医学部受験生は全科目について高得点が挙げられるよう、準備してください。
また、高校時代そのままに受動的な勉強になってしまっている受講生も見受けられます。覚えきっていないものはないか、理解できていないものはないか、空いた時間に能動的な学習をして欲しいと思います。
つきましては、共通テスト用の授業の前に所定の時間の演習を行うようにいたします。手始めに4日火曜の1限に化学の演習をしますので、河合塾、駿台両方の共通テスト用問題集をお持ちください(渡されていない受講生は演習前にお渡しします)。予定表に名前のある受講生は参加をお願いします。
二次試験重視の大学、学部であっても、(東京大学以外は)共通テストでわざわざハンデを負って逆転合格する必要はありません。実際の本試験でボーダーラインを越えて、難度は高くとも、科目数の少ない二次試験の準備に粛々と進めるよう、共通テストの準備を進めてください。
また、私大受験生にとっても、共通テスト利用で進学先を確保することは、精神的、身体的、そして経済的に余裕が生まれます。私大向けの講座は継続しますので、引き続き志望校対策を中心に準備を進めてください。